
18年間を共に過ごしてきた土鳩のハトちゃんが12月11日の夜に静かに静かに生涯を終えました。
姉と母の誕生日にケーキを買いに行ったら、お店が見つからずに迷っていたら飛べない土鳩を見つけて連れ帰ったあの日から18年も経つのか…。
自分のテリトリー内では気性が荒いが一歩家の外へ踏み出したとたんにぶるぶると震えだし、お家へ帰る!と駆け足で玄関に向かっていくような内弁慶なハトちゃん。
私が床に座っていると撫でてくださいと背中の辺りをつんつん突いて時折甘えてくるギャップ萌えなハトちゃん。
気持ちが不安定なときにハトちゃんを抱くと温かな体温に気持ちが落ち着くたこともありました。
その気性の荒さに手痛い仕打ちを受けて本気で怒ることもありました。
机の下に隠れての足の甲への噛みつき攻撃は、飛び上がるほど痛いよ…。
ハトちゃんとはいろいろあったなぁ…。
空気のような存在でどんな時でもどっかりと腰を据えて帰りを待っていてくれたような気がします。
翼が折れて生涯飛ぶことができずに辛い思いを幾度となくしたことでしょう。
だけどそれにもめげずに、ただ一生懸命に生きる姿は私の心にじんわりと響いています。
私自身も大病をした手術の後遺症で視覚と運動神経に障害があります。
気持ちが病むこともなくやってこれたのは、ひた向きに生きる野鳥たちの背中を見ていたお陰かもしれません。
今までありがとうございました。
安らかに眠って下さいな。
今頃はきっと好きなだけお空を飛び回ってる頃だろうな。
直ぐにはぽっかりと空いてしまった穴は埋まりませんが、明日は一日在廊日です。
気持ちを切り替えて臨みたいと思いますのでよろしくお願いします!