
鳥獣保護のボランティアをしているおかげで鳥が好きになり、鳥エイターとして活動しているわけなのですが先日も鳥獣保護課の方からご連絡があり、2羽のスズメの雛をお預かりし、つい先日無事に放野することが出来ました。
ピャーピャーご飯を催促していた子達がいなくなると、嵐が過ぎ去ったように家の中が静かになってしまいます。
家でお預かりする鳥は雛っ子が大半です。
ポワポワ、ふわふわ柔らかい、可愛い盛りをお世話させてもらっています。
鳥が好きな方にはなんて羨ましいボランティアなんだ!と思われる方もいるかもしれません。
でもお預かりした子たちは、半分以上の確率でお星様になってしまうことがほとんどです。
落ちた衝撃で体を強く打ち付けてしまっていたり、もともとの体が弱く弾き出されてしまったり、いろいろな理由があると思います。
どうしてあげることも出来ないことに、何度となく涙しました。
それでも運の強い子たちはいます。
よく食べ、よく寝て、よく糞をして。
目は輝き、生命力に満ち溢れています。
当たり前なんですが、成長するための必須項目なんですよね。
2羽ともに元気良く大空へ羽ばたいていきました!
頑張れよ!とは思うものの、部屋の中を飛び回っていた存在が消えてしまうというのはなんとも寂しく感じます。

鳥かごに移したくらいから、人との間に一線置く様になってきました。
こういう子たちは、安心できる。
自然に還しても、人を頼ることが少ない気がする。
おおきいちゃんも成長とともに、足の心配はなくなりました。

この後元気に飛び立っていきました。
空になった鳥かごを回収しに行くのは、慣れないな…。
切ない思いを何度したって、鳥が好きだからやめられないよね~。